D.O.Ca.プリオラト

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栽培面積 約1,917ha 年間降雨量 約500-600mm
ワイナリー数 102カ所 食 材 地中海の海産物と内陸部の農産物
2014ワイン生産量 13,844,000liters 料 理 サルスエラ(魚介煮込み)、パン・コン・トマテ(トマトを塗ったパン)、フィデウワ(パスタのパエリャ)
ワイン消費動向 国内48%
輸出52%
ヴィンテージレート 2013 Muy Buena 主要ブドウ品種 シュナン・ブラン、カリニェナ、ガルナチャ、カベルネ・ソーヴィニヨンなど
ヴィンテージレート 2014 Muy Buena DOCa認定年 2009

コステルス・デル・プリオラト

コステルス・デル・プリオラトは、ベルムント・デ・プリオラトの町を取り囲む山岳地帯にあります。この地は険しい山岳地域であるため、ブドウ畑は非常に狭いテラス状の小区画に切り拓かなければなりません。そのためブドウの収穫量は少なく、農作業のほとんど全てが手作業で行われています。その中でも最も良いブドウ畑の傾斜には、町の人々に待ち合わせ場所として使われている、とても目立つイトスギがあります。それにちなんで、エチケットには糸杉を描いた赤ワインClos Cypresが生み出されました。
コステルス・デル・プリオラトは、この地域で最も優れたブドウの栽培農家の集落の一つでもあり、20ヘクタールのブドウ畑で、さまざまな品種の赤ワイン用ブドウを育てています。その中で最良のワインを生み出し、至宝とも呼べる最も古いブドウの木は、ガルナッチャ種とカリニャン種であり、樹齢40年から100年にも及んでいます。15年前には、カベルネ・ソーヴィニョンとガルナッチャが植えられ、最近では所有地の拡大に伴い、新たにシラー、メルロー、カベルネ、ソーヴィニョンのブドウ畑も手に入れました。
ブドウ畑で収穫されたブドウは「クロス」という過程に入ります。クロスとは収穫された畑ごとに個別のタンクで発酵を進め、個別にワインが造られる手法です。ピサーレスやクロス・シプレスなどの高品質なワインを造り出す秘訣はこのクロスだけでなく、それぞれのブドウ畑の収穫量が少ない点にもあります。きわめて少ない降水量とやせた土壌で育った、小型ながら果汁の濃縮したブドウの房は、アルコール度数が高く、成熟したタンニンを含み、スレート状の土壌がもたらす独特のミネラル風味を備えた、最良のワインを生み出します。

マルコ・アベリャ

マルコ・アベリャは15世紀から続く長い歴史をもつワイン醸造ファミリーです。その歴史は1497年カタルーニャ地方で行われた、第一回の国勢調査にこのファミリーがポレラ村の在住記録に記されてから始まります。その長い醸造の歴史の中でも大きな転換期となったのが1898年、当時ワインの醸造をおこなっていたラモン・マルコ・アベリャは独創的な企業家精神と不屈の精神で、かつてこの地域で最高のブドウ園のひとつにあげられていた頃の姿を復興させようと決心しました。その後ちょうど100年を超えたころ、彼の孫ダヴィドと妻のオリビアは現代的なワイナリーを建設することで、さらに彼らのワイナリーを高めるべく未来への更なる一歩を踏み出しました。
彼らの方針を象徴するのがボトルに描かれたエチケットです。その斬新なエチケットは世界的に有名なカタルーニャ人画家であるジョセップ・ギノバルドより親友であるマルコ・ファミリーのために送られた絵画を素に描かれています。
カタルーニャ地方はリコレリャと呼ばれる、スレート混じりの地層が特徴的の乾燥し、痩せた土地です。さらにこの土壌は、独自のミネラル成分を持ち、この地域のワインが有する土味を感じさせる源となっています。マルコ・アベリャの所有する23エーカーの広大なブドウ畑は標高、土壌、そして傾斜の違いによってそれぞれの個性をもっています。その個性は彼らの造るワインに反映され、そのワインを生み出した土壌の表情を鮮明に描き出します。彼らのワイン造りに対する哲学は、周囲の自然環境を十分に尊重しながら、このワインの確固たる高品質、オリジナル性、本質を保証することです。その証拠としてマルコ・アベリャではビオディナミ(バイオ・ダイナミック)農法を取り入れ、地球上の動物・植物の生命を尊重しながら、独自のワインを造り出しています。