バレンシア中央市場
前回の投稿では、近所のリニューアルした市場をご紹介しましたが、今回は市場つながりとして、以前訪れた、バレンシアの中央市場をご紹介します。
とにかく市場ってわくわくしますよね!
その国の特色や国民性が一番よく表れている場所だと思うので、いつも海外を旅する時は、必ず市場とコンビニ見学は欠かせません。
自分が初めてスペインを訪れた土地がバレンシアなので、特に思い出深くもあります。
午前中早い時間はわりと人はまばらでしたが、昼時には地元客や観光客でにぎわいます。
この市場の建物は建築から100年以上の歴史もあり、19世紀後半から20世紀初頭にかけて流行していた「モデルニスモ様式」が用いられています。
この様式は、曲線や彫刻を多様した装飾が多いことが特徴とされ、有名な建築物としてバルセロナにあるサグラダ・ファミリアもその一つに挙げられます。
肉、野菜、魚、酒、など食品全般が一度に揃い、市場内にはバルもあるので、疲れたら、サクッと食べたり飲んだりできるのもうれしいですね。
すぐに食べられるものもたくさん売っているので、日程に余裕があれば、レストランやバルでの食事だけでなく、市場で買い物をしてお部屋で食べるのも安く上がり、地元感覚により近づきます。
とくにオリーブなど、市場の生ものはお土産として持って帰るのには規制があるので、後の後悔につながらないようにしっかり食べておきましょう(*´ω`*)
やはりワインインポーターとて、お酒は一番気になるところ。
うれしいことに市場のいたるところで、取引先のワインが売られていました。
こうして、スペインでも一般的に飲まれているものが、日本でも同じように受け入れられて飲まれているというのは、うれしいことですね。
市場のバルではこんなボカディージョ(スペインのサンドイッチ)が2€程度で食べられるのも醍醐味です。
朝はやっぱりこれにビールで決まり(^ω^)
なぜでしょうか?日本と違いあちらの国では朝からビールを飲んでも酔いません。スペインの魅力はそんなところにもあるんですね!
ということで、本日はバレンシア中央市場でもたくさん売られていたバレンシアの雄、ボデーガス・アラーエスの「マラ・ビーダ」。
風刺の効いた「バッド・ライフ」と名付けられた、陽気で明るいバレンシアらしいジューシーな味わいです。