ワイナリー最上級キュベ「Los Arráez」シリーズ!
「アルコス」はバレンシアに古くから自生する希少な土着品種です。
ワイナリーのオーナであるトニー・アラーエスは、「私たちのアルコスは四半世紀も前に植樹され、この土地の風土を特徴付けるブドウ品種として栽培されてきました。
またこの土地には野生の鹿が生息していて、我々が収穫している時には遠くから私たちを見守ってくれています。それは魔法の瞬間を与えてくれているかのように思えます。」と、自然とワインのつながりに喜びを語っています。
希少な伝統品種であるアルコスを100%使ったアラ―エスらしい伝統と革新の傑作!
ボデーガス・アラーエスが所有する畑の中でも最もブドウ栽培に適した畑テレス・デルス・アルフォリンス(Terres dels Alforins)の中でも、最も標高が高い場所に植樹された樹齢25年以上の苗木より厳選して収穫され、6か月間同じフレンチオーク樽にて発酵、熟成。
若いブルゴーニュワインのような美しい輝きで深い赤紫の色調。
野生の黒いベリーやカシス、森のフレッシュな果実香やユーカリに心地よいバルサミコ、白コショウのようなスパイスのニュアンスが複雑に重なります。
口当たりはフレッシュでなめらか。ほのかな甘さを感じさせながらも、しっかりとした骨格がある仕上がりで、余韻もエレガントかつ複雑でゆったりと長い。
「アルコス -Arcos-」はボデーガス・アラーエスの最上級キュベ(ワイナリーが特別な畑や製造方法で生産したワイン)「Los Arráez」シリーズとして2018年5月に、リリースされました。
オーナーでありワインメーカーでもあるトニー・アラーエスが、これまで培ってきた醸造学とワイン造りの歴史を踏襲し、ワイナリー史上最高の作品を生み出すべく個人的なプロジェクトとしてスタートしました。
バレンシアの中でも最南端に位置する、ラ・フォント・デ・フィグエラ。ボデーガス・アントニオ・アラーエスはブドウ畑やオレンジ畑そして緑豊かな山が見渡せる場所に位置しています。
彼らのワイン造りの始まりは1916年、周囲のいくつかの農家が自分たちの育てたブドウを使ったワインを造り出すためにワイナリーを設立し、その後1950年に元オーナーの祖父であるドン・アントニオがそのワイナリーを引き継いだことから始まったワイナリーです。