美しいハーモニーをワインで表現
「フィラルモニア」とは“交響楽団“を意味し、音楽家や音楽を愛する者の為に造られました。
音楽は、様々な楽器の音色や声のハーモニーによって美しいメロディーとなり人々の心へ感動を与えます。
それと同じく、ワインも様々な品種の特徴を巧妙にブレンドすることにより、単一品種では得られない複雑なハーモニーを生み出すことができます。
イエクラから古くからオーガニックで栽培されているモナストレル、メルロー、シラーをブレンドすることで美しいワインを生み出すことに成功しました。
オーガニック栽培の畑から収穫し、ステンレスタンクにてコールドマセラシオン、発酵させた後、フレンチオーク樽にて6か月間熟成。
明るいレッドチェリーの色調で、ブラックベリーやプルーン、ジャムのような甘味のあり華やかなアロマが感じられます。
口当たりは非常にシルキーで滑らかく、しっかりしたボディと果実のふくよかさがあります。
余韻はほのかにスパイシーさとスモーキーなニュアンスもありますが、果実やチョコレートのような甘味も長く感じられます。
スペイン南東部に位置するムルシア州の北東部にあるイエクラは、スペインで唯一、単一の街からなるD.O.(原産地呼称)です。
ボデーガス・ラ・プリシマは1946年、イエクラワインの品質向上を目指すブドウ農家が集まり設立されました。
現在では3,325ヘクタールの広大な畑を所有し、イエクラの60%の面積を占めるワイナリーに成長しました。
「偉大なイエクラワインを造る」という、彼らの目標への情熱と絶え間ない努力の結果、1975年、イエクラはスペインで27番目の原産地呼称を獲得しました。
90年代初めに最高傑作の一つであるこの「イグレシア・ビエッハ・クリアンサ -Iglesia Vieja Crianza-」を生み出したことをきっかけに、素晴らしいワインを次々に世に送り出すようになりました。
ムルシアの著名なレストランのメニューにも採用された最初の地元のワインの一つでもあります。
ボデーガス・ラ・プリシマはワインを「長い歴史と若く現代的な哲学を結びつける、芸術作品のようなもの」だと考えています。
熟練した醸造チームをはじめ、経験豊富なスタッフたちは、よりよいイエクラワインを造ることを目標に日々働いています。
彼らのワインは世界30か国以上で愛されており、国内外から多数の賞を受賞しています。