父の夢を実現させた親子の絆が生み出したワイナリー!!
ワイナリー最高峰の3,200本限定生産。
ペニンガイド91点!!
Decanter World Wine Award 97 point (Best in Show受賞)
ガリシア地方の伝統品種トレイシャドゥーラを100%使用し、ガリシアの白ワインのポテンシャルを最大限に生かしたワイン。
樹齢約20年の苗木から手摘み収穫され、手作業にて除梗(ブドウの茎を取り除くこと)、選果の後、ドライアイスと共にスキンコンタクト(ブドウ果実の破砕後に果汁(搾汁)と果皮を発酵までの一定期間低温で接触させ、香り成分を果汁に溶け込ませる技法。ブドウ品種特有の香りを強く持たせることができる)
その後低温管理されステンレスタンクと一部フレンチオーク樽にて発酵し、3ヶ月間フレンチオーク樽にて熟成します。
トレイシャドゥーラは主にブレンド用で利用される白ぶどう品種で、柑橘系の軽めで豊かなアロマが特徴的です。
この「ラモン・ド・カサール・ノブレ-Ramón do Casar Nobre-」はトレイシャドゥーラ100%でつくられているワイン。
輝きのあるオリーブグリーンがかった黄色の色調。
熟した果実、ナツメグやクローブ、バター、ナッツのような複雑な香りが重なり合い、はちみつや桃、焼きリンゴなど豊かな香りを持っています。
熟成を感じるクリーミーな舌触りで、ふくよかなボディ感に浸ることができます。最後にバニラやアニスのようなほのかに甘い余韻が長く続きとても深い満足感が残ります。
ラモン・ド・カサールは大西洋から約40km東に入った標高350メートルのミーニョ川のほとりに位置しています。気候は夏は暖かく、降水量も少ない大西洋気候に属し、花崗岩質土壌の丘陵地に8ヘクタールの畑を所有しています。
創立者である、ラモン・ゴンザレス・フィゲイレドは1950年代のフランコ政権時代のスペインの財政状況の為、家族と離れて一人、南米ベネゼエラに移住。
しかし、故郷に戻りブドウ園を営むことを夢見て2000年に現在の畑にリベイロの伝統品種であるトレイシャドゥーラ、ゴデーリョ、アルバリーニョの苗を植えることが出来ました。
しかし、最初の10年は他のワイナリーにブドウを販売することで生計をたて、2013年に最初のワインを生産しました。
エチケットには1950年代当時、南米に向けて出発する前にビーゴとコルーニャの港から多くのスペイン人移民を撮影した写真家アルベルト・マルティ(Alberto Martí)の写真が起用されています。