父の夢を実現させた親子の絆が生み出したワイナリー!!
ペニンガイド91点!!
MUNDUS VINI MEININGER’18銀賞受賞!!
ガリシア地方の伝統品種トレイシャドゥーラを100%使用し、ガリシアの白ワインのポテンシャルを最大限に生かしたワイン。
樹齢約20年の苗木から手摘み収穫され、手作業にて除梗(ブドウの茎を取り除くこと)、選果の後、ドライアイスと共にスキンコンタクト(ブドウ果実の破砕後に果汁(搾汁)と果皮を発酵までの一定期間低温で接触させ、香り成分を果汁に溶け込ませる技法。ブドウ品種特有の香りを強く持たせることができる)
その後、低温管理されたステンレスタンクにて発酵、熟成させます。
トレイシャドゥーラは主にブレンド用で利用される白ぶどう品種で、キレのある酸味や繊細で豊かな香りと柑橘系のニュアンスが特徴的です。
この「ラモン・ド・カサール・トレイシャドゥーラ-Ramón do Casar Treixadura-」はトレイシャドゥーラ100%でつくられている白ワイン。
ほのかにオリーブグリーンを伴う輝きのある麦わら色の色調。
青リンゴやライム、シトラス、パイナップル、メロン等の果実香やミントやフェンネルなどのフレッシュハーブ、白いバラのようなエレガントで複雑なアロマが感じられます。
グレープフルーツを思わせる上品な酸味、しっかりしたテクスチャーも感じられ、心地よいカルダモンのような清涼感のあるハーブの余韻も長い。
白身魚のソテー、パスタ、魚介のマリネ、ポトフ、フィッシュ&チップスなど魚介はもとより幅広いお料理と相性がよくお食事と一緒に楽しんで頂けます。
ラモン・ド・カサールは大西洋から約40km東に入った標高350メートルのミーニョ川のほとりに位置しています。気候は夏は暖かく、降水量も少ない大西洋気候に属し、花崗岩質土壌の丘陵地に8ヘクタールの畑を所有しています。
創立者である、ラモン・ゴンザレス・フィゲイレドは1950年代のフランコ政権時代のスペインの財政状況の為、家族と離れて一人、南米ベネゼエラに移住。
しかし、故郷に戻りブドウ園を営むことを夢見て2000年に現在の畑にリベイロの伝統品種であるトレイシャドゥーラ、ゴデーリョ、アルバリーニョの苗を植えることが出来ました。
しかし、最初の10年は他のワイナリーにブドウを販売することで生計をたて、2013年に最初のワインを生産しました。
エチケットには1950年代当時、南米に向けて出発する前にビーゴとコルーニャの港から多くのスペイン人移民を撮影した写真家アルベルト・マルティ(Alberto Martí)の写真が起用されています。