良いブドウが収穫できた年にしか生産しない限定生産のワイン!
チャレッロ・ベルメルとは、白ブドウのチャレッロが突然変異によって生まれた淡い紫色のブドウで、カタルーニャでは古く伝統あるブドウ品種として、現在では希少な存在となっています。
この「チック・ベルメル -XIC Vermell-」は、そんな貴重なチャレッロ・ベルメルを有機栽培しさらに、ブドウの出来がよい年にしかつくられないかなり貴重なロゼワインとなっています。
3ヶ月間のステンレスタンクにて熟成。
オレンジがかったピンクの色調で、イチゴやラズベリーなどの果実の香りを思わせます。
しかし、口に含むと白桃のような白いフルーツを思わせる果実感が溢れます。
果実感と酸味のバランスがとれ、爽快さを感じられながらもボディがしっかりした飲みごたえのあるロゼワインです。
アグスティ・トレーリョは、Cava(スパークリングワイン)を生産するワイナリーとして1959年に設立されました。
ペネデス地方の中心であるサン・サドゥルニ・ダノヤにあり、地中海に非常に近いカタルーニャ沿岸部の真ん中に位置しています。
この辺りは、様々なタイプの土壌や岩石、気候によって形作られており、アグスティ・トレーリョは、その中でも土着の品種の良さを引き出せる最高の土地を各地域から選んでいます。
アグスティ・トレーリョはCavaをつくる土着品種である、マカベオ、チャレッロ、パレリャーダに強いこだわりを持って育てており、環境にやさしいブドウ栽培を実践し、全てのブドウがオーガニックの手法で栽培されています。
1950 年に家族経営のワイナリーとして設立され、情熱と努力をワインの醸造に注いでおり、Cavaという呼び方の名付け親であることなど、その多くの実績と品質から高い評価を受けており、Cava組合の元名誉会長を務めていたこともある第一人者。
そんな彼らがつくり上げるワインがただ者でないことはお分かりいただけるはずです。

写真は旧ヴィンテージラベル
「チック-XIC-」とは、カタルーニャの言葉で「若い」や「男の子」と言った意味を持ちます。
ブドウを食べる男の子のお腹の中にワインが描かれ、まさにブドウをそのまま食べているかのようなフレッシュなワインであることを表しています。